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【珍味コラム26】日本人だけ?口内調味と米文化

2020年09月28日
大正十四年創業の創作珍味専門店「かね徳」です。
珍味屋が知る、食の豆知識をご紹介します。

 

●●● 日本人だけ?口内調味と米文化 ●●●


口内調味という言葉、聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。
実は口内調味は、日本人がごく自然に行っている食事の取り方。
今回は、そんな「口内調味」と「日本のお米文化」についてご紹介します。
 

口内調味とは

食事方法のひとつである「口内調味」
広義の意味は文字通り、口内で調味をすること
例えばハンバーガーは、それぞれ調理した食材や生の素材を合わせていますが、
いっしょに食べることで、料理としての「まとまり」を感じることができます。

ですが、日本人の口内調味のやり方は少し違います。
「まとまり」ではなく、あくまで「ひとつの料理・食材」として、
口の中で合わせることで、味の広がりを楽しむ、ということです。
実はこの口内調味のやり方は、「日本独自の文化」とも言われています。
なぜなら、海外では「パンを口に入れたまま」「スープやメイン料理を食べる」ことがほとんどないからです。
多くの場合、「のせる」「かける」「つける」といった、口に入れる前に組み合わせて食べるのが一般的。
一方、日本人の主食は「お米」です。
日本人はお箸でご飯を一口、おかずを一口……というように、
味の違うものをそれぞれ口に運び味わう、
という特徴があるため、そう言われているようです。

ほんの少しの違いですが、この食べ方には繊細な運動神経を使うそうで、
海外には、この料理を別々に口に入れて食べる口内調味をどうやってやるのか分からない、という人もいるほど。
味の違う料理を口の中で組み合わせることで、元の料理・食材の味を損なうことなく、それでいて一品で食べるときとはまた違った味わい、風味を感じられる。
ではどうして、日本人は独自の口内調味を発展させていったのか?
それは、日本人の食卓と白米に深い関係がありそうです。
 

日本のお米文化

ご飯とおかずは弥生時代から定着していった日本の食事。
その中でも特にお米(白米)が一気に広まり始めたのが、江戸時代中期です。
米将軍と呼ばれた8代将軍の徳川吉宗が行った享保の改革により、お米の生産量拡大に拍車をかけられました。
この頃から江戸の町民が食べていたのが、白米と漬物だったそう。
おかずが少ないため、成人男性では1日に5合も白米を食べていたとか。
一方で、地方ではその頃も多くが白米を食べられておらず、現在の玄米のような米に、稗(ひえ)などの雑穀や野菜を入れ、少しの漬物や山菜、味噌汁といっしょに食べていたようです。

白米を食べることが一般化したのは明治時代以降のことだったそう。
そう考えると日本の白米文化は200年にも及びませんが、
白米が高級品だった弥生時代から一般的に食べられる現代まで、
白米を食べ続けている日本人が、どれだけお米好きか見て取れるような気がします。
この歴史の中で、ご飯を一口、おかずを一口と、食べることが日本人の中で習慣となり、
それが日本独自といわれる「口内調味」となったのかもしれません。


お米を普及させた先人に感謝をしつつ、お米といっしょだからこそ美味しいおかずで、食事を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

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かね徳の “白ごはんに合う” 商品

和に味付けされた上品な珍味!
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かずのこ松前  
北海道産の昆布と乾物のするめが持つ旨味や味わい。
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それらが相まって上品な味わいに。炊き立ての白ごはんにぴったりの一品です。
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株式会社かね徳