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【珍味コラム22】「とびっこ」とは?~誕生の歴史~

2020年06月26日
大正十四年創業の創作珍味専門店「かね徳」です。
珍味屋が知る、珍味情報をご紹介します。


 

●●● 「とびっこ」とは?~誕生の歴史~ ●●●


食べればプチプチ、口の中で弾ける「とびっこ」 
前回は、とびっことは何か?についてお話しました。
今回は、日本で食べられるようになるまでの「とびっこの歴史」についてご紹介します。


 

インドネシアでのとびっこ開発

昭和43年(1968年)、スラウェシ島のウジュンパンダ(現マカッサル)で、
「数の子のバラ子とそっくりのものが獲れる。これを何かに使えないか」
と情報がもたらされました。
当時、社長であった東村克コ(現会長)は、ただちに現地へ。
現地の漁師は百キロ以上も沖へ出て、海上に竹籠状の魚巣を流してとび魚を獲ります。
その魚巣の周りには、たくさんの卵が産みつけられていましたが、当時の漁師たちは利用価値がないものとして捨てていました。

「これは、いけるかもしれない」

粒は数の子より一回り大きいのですが、色は美しい黄金色。
口に含むと、イクラにも数の子にもない独特のプチッとした歯切れの良さがありました。
何かの商材に使えそうな予感がしました。

とび魚卵はぶどうのような房状になっており、
一粒一粒が絹糸のような糸でしっかりとつながれていました(写真左)。
この糸を取り外さないと、商品価値がない。
この処理方法が難しく、いろいろ工夫した結果、
四ミリ角のステンレスの網にこすりつけて卵を落とす方法を考案。
ようやく商品としての価値を見いだすことができました。


 

ヒット商品への歩み

「トビらん」として売り出されたとびっこは、その後国内で継続的に商品化研究を行いましたが、当時、日本では馴染みのなかったとび魚卵。
創作珍味の一部として、数の子の代替品や薄塩味のゴールデンキャビアとして使われるに留まっていました。
そんなとき、北海道の水産会社の部長が突然来訪されたのです。

「『トビらん』という商品を見かけまして、 それを作れるメーカーを探しているんです」
昭和47年のある日、このお話から状況が一気に好転していったのです。

すぐに、とびっこを北海道に合わせた味付けに調製して送ったところ、
なんと十倍以上の返り注文が来ました。
プチプチとした歯切れの良さが魚卵好きの北海道の消費者に受け入れられ、
これを足場に、本格的に北海道でとびっこが食べられるようになりました。
以来、北海道では今もスーパーや市場などの水産売場でとびっこのトップシェアを占め、
全国にもどんどん拡がっていくこととなったのです。


 

ペルー産とびっこの誕生

ペルーでのとびっことの出会いは、昭和47年。
日本貿易振興会(JETRO)の水産資源発掘調査団に参加中、
ペルーをバスで移動している時に、とび魚卵のようなものが海岸沿いで網掛けにして干されているところを見かけたのです。
詳しく話を聞くと、現地ではたんぱく源として、
乾燥卵をスープに入れて食する風習があるとのこと。
この時の発見が、ペルーでのとびっこ資源開発につながったのです。

エルニーニョ現象で飛び魚の不漁が続いたため、一度中断した開発は平成2年に再開。
とびっことしては後発になりましたが、インドネシア産に比べて粒が大きく、
皮が固めで更に歯ごたえが楽しめるペルー産のとびっこは、
大粒とびっこシリーズとして人気の商品となりました。


2回に渡り、とびっこについてご紹介してきました。いかがでしたか?
これを機会に、とびっこをもっと好きになっていただけると嬉しいです。


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株式会社かね徳