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【珍味コラム19】東北の珍味、ホヤの由来と味

2020年04月21日
大正十四年創業の創作珍味専門店「かね徳」です。
珍味屋が知る、珍味情報をご紹介します。
 

●●● 東北の珍味、ホヤの由来と味 ●●●

謎の珍味、ホヤ。
東北地方でよく食べられている、という認識を持っている方は多いはず。
でも、「ホヤ」が何なのかを知っている方は、意外と少ないかもしれません。
今回は、そんな謎に包まれた「ほや」の由来についてご紹介します。

 

「ホヤ」ってなに?

貝?球根?…という見た目をしていますが、ホヤは貝ではありません。
実は、動物に近い脊索動物なんです。

名前の由来はランプシェード(火屋(ほや))に形が似ていたから。

また、凸凹しているその形から、別名は「海のパイナップル」
ホヤの仲間は、日本だけでも百数十種類以上いると言われていますが、
そのうち、食用とされるのは「真ホヤ」「赤ホヤ」です。

ホヤは海水中のプランクトンをろ過して食べるため、
産地の水質によって味が変わります。
一般的なホヤと言われるのは、
主に宮城県で獲れる「真ホヤ(マボヤ)」肉厚な身甘みが特徴です。
北海道で漁獲される「赤ホヤ」は、真ホヤに比べるとマイルドな味と言われています。

においにクセがあると言われるホヤですが、実際はほとんど無臭。
鮮度が落ちるのがとても早いため時間が経つほどに強いにおいを発するようになります。
そのため、ホヤは鮮度が命。
産地で食べるとくさみがなく、一番美味しいと言われています。

 

気になる!ホヤの味

ホヤは、海のエキスが詰まっているかのような、独特の磯の香りが楽しめます。
 「口の中に海が広がる」という形容がされるように、爽やかな味わいに、
甘みとほんの少しの苦味があるのです。

実は、ホヤには味覚の基本要素がすべて備わっていると言われ、
甘味・塩味・酸味・苦味・旨味を一度に感じられる、唯一無二の食材なのだとか。
ホヤを食べた後に水やお酒を飲むと甘く感じることから、
日本酒によく合う食べ物とも言われています。
食感はプルプルと弾力があり、磯の香りと共にミネラルの味が顔を出します。
実際、亜鉛、りん、鉄、タウリン、ビタミンB12などが含まれており、
栄養価が高いのも特徴です。
        
通の味は刺身だと言われていますが、初心者には天ぷらもオススメ。
加熱することで香り成分が程よく飛んで、食べやすくなります。
蒸したホヤも旨味が凝縮され、食感もしっかりと弾力が出るので、
噛むほどに味わいが出てくるとされています。    

そんなホヤは、東北を代表する珍味。 
宮城県の中でも、石巻以北を中心に養殖が行われていましたが、
東日本大震災(2011年3月11日発生)により、ホヤの養殖場は壊滅的な被害に遭いました。
養殖に3年かかると言われるホヤですが、2014年にようやく復活。
しかし、禁輸措置などの影響で多くのホヤが廃棄処分されているという現状もあります。
そんな状況を打開するために、
日本人にもっとホヤを食べてもらえるような活動も行われています。

食べてみれば賛否両論、でも好きな人は熱烈に好き!というのは、珍味らしい珍味。
特に美味しいのは、5〜8月の獲れたてホヤ。
機会があれば、是非味わっていただきたいと思います。


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かね徳の“ホヤ”商品

珍味好きにおすすめ!

ほやわさび

ツーンと鼻にぬける山葵の爽やかな辛味が、ホヤ独特の風味を生かした味付けに。
日本酒の肴。鮮やかな橙色の「ほや」が目をひき、彩りも綺麗な逸品です。
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株式会社かね徳